空と木

診療案内

 

舌下免疫療法

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スギ花粉

スギ、ダニアレルギーの方へ舌下免疫療法を施行しております。

舌下免疫療法は「舌の下」にアレルゲンが配合された治療薬をしばらく含んでから飲み込み、毎日少しずつ免疫をつくっていくアレルゲン免疫療法の一種です。

アレルギー症状については、施行前に採血によるアレルギー検査で確認しています。診断がついたのち初回投与を行い、2日目からは自宅で服用が可能です。初回投与から2週間は「増量期」として投与薬を増やして服用します。飲み込んだ後、5分間はうがい・飲食を控えてください。

経過観察を行いながら、一定量を継続服用します。治療には3年~5年かかります。(推奨3年以上)

スギ花粉症の場合は、スギ花粉が飛んでいる時期(2月~5月)は治療を新たに開始することはできません。治療開始時期については、ご相談ください。ダニアレルギーの場合は時期に関わらず治療開始できます。

 

耳の病気

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【中耳炎について】
急性中耳炎

中耳は、耳管と呼ばれる管で鼻の奥とつながっています。急性中耳炎の症状は、中耳という空間(中耳腔)に炎症を起こし、膿がたまって引き起こされます。鼻やのどの細菌・ウイルスが耳管を通って中耳に入ることにより、中耳の粘膜に炎症が起こるものです。

症状の特徴としては、耳の激しい痛み、耳だれ(耳漏)、耳閉感などがあります。乳児などでは痛みを訴えないので、機嫌が悪くなってぐずったり、しきりと耳に手をやったりします。

滲出性中耳炎

鼓膜の奥にある中耳腔に滲出液が溜まる疾患が滲出性中耳炎です。もし中耳粘膜の炎症や耳管機能不全があると、中耳腔の陰圧が強くなり、粘膜からしみ出た滲出液が中耳腔に溜まるようになると考えられています。子供では3~10歳頃までに多くみられます。子供の難聴の原因としては最も多い疾患です。

慢性中耳炎

慢性中耳炎は、中耳炎を繰り返した結果、鼓膜に穴があいたままになり、耳だれ(耳漏)を繰り返す疾患です。中耳に感染がおこりやすい状態になります。治療としては抗菌薬や点耳薬を使用し、また炎症を繰り返し、徐々に難聴が増悪する恐れがあるため、鼓膜の穿孔を閉鎖する手術をお勧めしています。

【難聴について】
突発性難聴

急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴と呼んでいます。突然片方の耳が聞こえなくなる疾患です。難聴と同時に、耳鳴りや耳閉塞感、めまいや吐き気などを伴うこともあります。突発性難聴は中枢症状を伴わず、また、基本的に繰り返すことはありません。突発性難聴をはじめ感音難聴は、1日でも早く治療を開始すれば聴力回復の可能性も高くなるため、早期の受診・治療が大切になります。

急性低音障害型感音難聴

比較的多くみられる疾患です。突発性難聴と異なり、低周波域だけが聞こえなくなる病気です。ストレスに強く関連するとされています。

メニエール病

実際にはそれほど多い疾患ではないのですが、めまいと難聴を繰り返す疾患です。ひどい回転性めまいが起こり、頻回に繰り返します。

騒音性難聴

騒音下での職業(大工さんなど)など、長期間にわたって騒音環境にあるうちに、徐々に高音域の難聴が進行します。診断には専門医を受診してください。

音響外傷

爆発音やロックコンサートの演奏など、強大な音が原因となり、急に起こる難聴です。翌日以降も症状が改善されない場合はすぐに受診されることをお勧めします。

【耳鳴りについて】

耳鳴りは音を伝える内耳、聴覚経路、脳(聴覚野)のどこかに障害が起こっているために起こると考えられています。なぜ耳鳴りが起こるかについては色々な意見が論じられていますが、耳鳴りを止める手段は確立していません。耳鳴りを訴える人の多くには、何らかの難聴があるケースが多いのですが、検査で異常がみられなくても耳鳴りを訴えるケースがあります。まだまだ分からないことが多いのが現状です。

【めまいについて】
良性発作性頭位性めまい症

寝返りをしたり、起きたり寝たりしたときにめまいが起こるのが特徴です。聞こえには影響しません。内耳にある耳石の異常が原因とされています。

起立性低血圧

立ち上がった時にめまいがおこります。症状のひどい場合は失神することもあります。立ち上がった時の血圧をコントロールできないためと考えられ、自律神経の異常と考えられています。思春期にもみられますが、高齢者にも多くみられます。

高齢者のふらつき

老化に伴い脳のコントロールがうまくいかなくなるとふらつきが起こります。立ち上がった時のぐらっとする感覚や、歩行時のよろめき等がみられます。寝ているときや座っているときはこのようなふらつきはみられないのが特徴です。脳の循環を良くしてあげることが治療となります。

耳の病気について、詳しくは当院のホームページをご覧ください

 

鼻の病気

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【アレルギー性鼻炎(花粉症)について】

最近の厚労省のHPでは国民の40%以上がアレルギー性鼻炎を有すると紹介されています。原因は、戦後の食生活の欧米化や住環境の変化、花粉量の増加等が考えられます。有病率など地域差がありますが、例えばスギ花粉の飛散量の報告では、東北地方の秋田では全国的に少ない傾向が見受けられます。

花粉症はスギやカモガヤ、ヨモギなどの花粉が原因となって、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒み、などの症状を引き起こすアレルギー性鼻炎です。季節性の花粉症のほかに、埃やダニ、カビなどが原因となる通年性アレルギー性鼻炎もあります。

【副鼻腔炎について】

顔や頭の骨には空洞がいくつかあり、その中でも鼻の周囲の空洞は副鼻腔といいます。この副鼻腔に細菌感染が起こり、粘膜肥厚により換気障害が起こり、さらに粘液産生がおこったものが副鼻腔炎です。急性副鼻腔炎では、多量の膿汁が出て、頬部痛や頭痛を伴います。稀に、視力障害や脳炎を発症する場合があります。慢性化した副鼻腔炎では、汚い鼻汁がなかなか改善せず、後鼻漏(鼻汁がのどに落ちてくる)、咳、痰が良くならない等の症状がみられます。

【嗅覚障害について】

嗅覚障害とは、においがわからない状態のことです。匂いは鼻腔の天井付近の嗅上皮に“匂い分子”が付着し、それが嗅神経を介して大脳へと伝わりますが、これがうまくいかないと匂いがわからなくなります。治療法としては、原疾患の治療に合わせて、ステロイド薬の点鼻や漢方薬の内服を勧奨しています。時間がたつと改善が難しくなりますので、早めに治療をお勧めします。

鼻の病気について、詳しくは当院のホームページをご覧ください

 

喉の病気

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【喉の痛みについて】
扁桃周囲膿瘍

扁桃の裏の隙間に膿がたまってくるのが特徴です。扁桃周囲が腫脹し開口障害もみられてきます。腫れているところに針を刺して注射器で膿を吸引したり、切開したりする必要があります。

急性喉頭蓋炎

喉の奥には喉頭蓋という軟骨があります。喉頭蓋には、食事の際に気管に食べ物が入らないように「ふた」をする役割があります。ここに細菌感染がおこり、軟骨膜炎を起こしたのが、急性喉頭蓋炎です。

症状としては、つばも飲みこめないほどの激痛と呼吸苦がみられます。呼吸ができるほどの腫脹の場合、入院加療が必要ですが、緊急搬送が必要になることもあります。呼吸ができなくなったときは緊急気管切開が必要になります。

【咳について】
咳喘息

咳喘息は咳嗽を唯一の症状とする喘息です。喘鳴をきたすことはなく、約半数にアレルギー性鼻炎を合併します。

胃食道逆流症

胃酸が食道、咽頭に逆流してくるもので、胸やけや、げっぷを引き起こすのが特徴です。喉の違和感の原因になることもあります。咳喘息や風邪の後の治らない咳との合併も多くみられます。

【喉のがんについて】
咽頭癌

咽頭は上咽頭、中咽頭、下咽頭に分けられますが、最近増加しているのが中・下咽頭癌です。上咽頭癌は以前からEBウイルスとの関連が指摘されてきましたが、最近では中咽頭癌とHPVの関連性が注目されています。HPVはヒトパピローマウイルスの略で、子宮頸癌の原因として知られていました。これが性行為感染で中咽頭に癌を発症していることが分かってきたのです。HPV陽性の中咽頭癌はHPV陰性の中咽頭癌より予後が良いことがわかってきていますが、いずれにしても早期発見が重要です。

喉頭癌

喉頭癌は男性に多く、約90%が喫煙者とされています。早期発見の場合、生存率はかなり高く、喉頭が温存でき発声できますが、進行癌では喉頭摘出を余儀なくされ自然な発声はできなくなります。

喉の病気について、詳しくは当院のホームページをご覧ください

 

その他の病気

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【顔面神経麻痺について】

顔面神経麻痺は片方の目をつむれない、口から水がこぼれる、顔が曲がっているなどの症状がみられます。最も多い原因はウイルス感染によるものです。そのほか、中耳炎、耳下腺悪性腫瘍、脳梗塞などがあげられます。万が一脳梗塞の場合は、話すことができなくなったり、歩けない、手足が動かないなどの合併症状がありますので、その場合は救急車で総合病院を受診してください。

【甲状腺腫瘍について】

人間ドックなどの健診のデータによると、甲状腺腫瘍は男性の約10%、女性の約30%に発見され、そのうち癌は、0.2~0.7%と報告されています。ガイドラインでは1㎝以下の腫瘤では経過観察の方針となっています。それより大きくなってきた嚢胞ではない腫瘤(充実性)の場合、針生検をして病理を確認することが勧められています。

その他の病気について、詳しくは当院のホームページをご覧ください